勉強がよくできる生徒とは、どのような状態にいるのでしょうか?
下の表をご覧下さい。これは、東大で脳科学の研究をされている 池谷裕二先生が示されているもので、「勉強量と学習効果」の関係を表しています。

これによると、勉強を始めてしばらくの間は学習効果がほとんど出ていません。ところが、ある一定の時期を過ぎると、物凄い急カーブを描いて上昇を始めます。これはどういうことを暗示するのでしょうか?
勉強のできる子の例を示します。何でも一度で覚えてしまったり、授業を聞いただけですっとマスターしてしまったりする子ってどのクラスにも一人はいるでしょう。
そんな子に対しては、「あの子はもともと頭が違う。自分にはとてもまねできない。」なんて思ったりしませんか? そう考えてしまうのもわかりますが、実は単なる事前知識の蓄積の差だけのことかも知れないのです。
記憶力はその人が持っている過去の情報量に左右されます。事前情報が多いほど関連付けて覚えられるので、記憶するのが楽になるのです。
実は、記憶するという作業は、最初が一番大変なのです。つまり、勉強のできないうちが勉強するには最もつらい時なのです。覚えるベースができていない状態なのに記憶を溜めてゆかないといけないからです。

しかし、その苦労はずっと続くわけではありません。ある一定のレベルに達すると、いろいろな知識と連合して覚えやすくなってきます。これが勉強のできる子がますます勉強ができるようになる秘密です。
つまり、記憶が楽になるところまで頑張れるかどうかにかかっています。そのお手伝いするのが私たちの役目です。
私たちはここをお手伝いし、学ぶ生徒を高いステージに導きます。
個太郎塾 白岡教室
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